インタビュー:経営企画部 江藤 由香里氏
聞き手:発明ラボックス 代表 松本奈緒美
松本:
この度は「第5回出願費用全額出しますコンテスト・チザコンテ」のエンジェル企業をお引き受け頂きまして誠にありがとうございました。株式会社アンク様のことを少しお聞かせください。
江藤:
弊社は1986年に創業し、これまで主に服飾雑貨などのOEMメーカーとして行ってまいりました。例えば帽子、靴、マフラー、手袋、カバン、また文具なども取り扱いがありますね。幅広く雑貨商品を提供できるということが特徴の会社です。
松本:
商品棚を拝見しますと、本当に幅広いジャンルの商品が並んでいますね。ブランケット、雨の日グッズ、ポーチ、ちょっと変わったペンケースまでありますね!
江藤:
はい。お客様の商品なので写真ではお見せできませんが、たくさんの商品を手がけてまいりました。
松本:
商品群を見ているだけでもワクワクします!アンク様はいろいろな商品製作が可能だということですが、今回のチザコンテでは、どのようなアイデアが寄せられることを希望されておりますか?
江藤:
実は、弊社では昨年より、子供雑貨ブランド【Power Palette(パワーパレット)】を立ち上げまして、その商品群を増やしていきたい、と思っております。年齢的には、幼稚園から小学生低学年にあたるお子様への商品アイデアを募集します。
松本:
なんにでも興味ある年頃ですよね(笑) 興味持ったものには「欲しい!」とお店で駄々こねますし、せっかく買ってあげても、簡単に飽きてしまったりと・・・親にとっても、周りの人にとっても、何を買ってあげたら良いか?悩ましい時期ですよね(笑)
江藤:
そうなんです。この価値観がまだ作られていない時期に、どんなモノに触れて行くのか?モノを通じて、周りの人たちとどんなコミュニケーションが生まれるのか?そんな体験が子供の成長にはとても大事だと、私たちアンクは考えております。
そのモノを通じて、子供たちとどんな会話をするかな?
子供達は、どのように感じるかな?興味持つかな?ワクワクするかな?
そんな風景を感じながら商品を作ります。
このブランドは、消費するだけのモノを提供するのでなく、子供たちがどんな体験をするか、という「コト」つくりも大切にしていきたいと思っているのです。
例えば、 「Power Palette(パワーパレット)」商品の「親子でアミダくじができるTシャツ」をご覧ください。これはご自身の「息子シリーズ」プロジェクト「5歳児が値段を決める美術館」「小一起業」などで、話題になったアートプロデューサー佐藤ねじさんさん企画の商品です。
Tシャツを着ている子(パパ、ママ)を囲み、家族でコミュニケーションが始まる風景を感じながら作りました。このような「Power Palette(パワーパレット)」の商品コンセプトを参考に考えて頂けましたら嬉しいです。
松本:
ゴールがボタンで変えられて可愛いですね。この商品を見ていたら、長い待ち時間があるときに、子供に「アミダくじ遊びしようか」と触れ合う親子の風景が見えてきましたよ!「子供達が周りの人とどんな体験をするか」というコトから、モノを考えて欲しいということですね。子供達と一緒に考えても、思いがけない面白いアイデアが出てきそうです!
江藤:
私たちも、どんなアイデアが寄せられてくるのかとても楽しみにしております。
■Power Palette(パワーパレット)について
「Power Palette(パワーパレット)」は、子供たちがAI時代を生き抜くために必要な、自尊心、好奇心、創造性、コミュニケーション力、寛容性といった、5つの力を育むことをコンセプトに、各分野の専門家たちによる企画をベースに、楽しく幸せな毎日を提案する、新しいこどもブランドです。
※「チザコンテ」は、アイデアレベルから、権利取得及び、メーカーが採用しやすくなるよう(商品化ができるよう)一緒に考え、アシストしていく教育型コンテストです。
エンジェル企業様への直接のアイデア提案は固くお断りいたします。
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