仕事の中から生まれたアイデアを応募
初めての発明でしたが
このまま出願しなくてよかった!

薬局ラクトファーマシー経営
株式会社TYCS 代表取締役 薬剤師
山口勉 様

松本:

この度は、チザコンテに応募頂きまして誠にありがとうございました。山口様は2件のアイデアを応募いただき、どちらも興味深く拝見しました。このチザコンテにご応募頂いたキッカケ、動機を教えて頂けますでしょうか?

山口:

はい、ズバリこのコロナ禍がキッカケですね。私は薬局を経営している薬剤師ですが、このコロナ禍で、衛生観念、人との距離・・・など新しい価値観ができ、これまで当たり前が、当たり前でなくなりました。

私たち薬剤師にとっても、命に直結することなので、この新しい価値観を深く考えるきっかけになったのです。
みんなこのコロナ禍を初めて体験しているわけですから、まだまだ「常識」なんてありません。私たち専門家が「こうしたらいい」と 早く考えるべきだと思うのです。
そこでアイデアが次々と湧いてまいりました。
「みんなが助かる物をつくりたい」、そのためには「メーカーとタッグを組んで商品を作りたい」と思うようになってきました。
これらアイデアには「権利」が必要なことは分かっておりましたが、初めてのことなので、アイデアを何をどうしたら良いかわかりません。そこで発明ラボックスにたどりついたのです。

松本:

ありがとうございます。まだ出願していないのでどのようなアイデアかは伏せますが、とても、広がって行きそうなアイデアです。チザコンテに応募して如何でしたか?

山口:

はい、発明ラボックスからの先行技術調査で、どちらのアイデアもすでに出願はされていたというのは分かったのですが、そこで終わりではなく、どのように考えて行ったら良いか?というアドバイスと、それをベースに再考し、再提出できるのがとても良かったです。

初めに考えたアイデアよりも、もっとたくさんの人が使えるものにアイデアが変化していきました。
商品に使用する素材も閃きました。その素材からも、またアイデアが広がっていったのです。アイデアが完成されていくようで、とてもワクワクしました。

それには、自分だけでは至らなかったと思います。

松本:

はい、再提出で考えられたことに、とても「可能性」を秘めたところがありましたね。そのアイデアの裾野を広げていくことが大事だと思っております。

つまり権利化になりそうな箇所を、もっとシンプルに明確にした方が、商品として幅が広がります。メーカーも採用しやすくなるのです。将来性あるアイデアのお手伝いできて良かったです。引き続き、商品になるよう応援してまいります!

山口:

チザオク会員にもなりましたので、引き続き相談します。これからも宜しくお願いします。

松本:

こちらこそ、宜しくお願いいたします。本日はありがとうございました。

山口様の出願したアイデア

人工呼吸感染防護シート
顔部以下は、不織布などで構成され女性への配慮も考えた人工呼吸の時に用いるシートである。続きは、チザオク.COMでご覧ください。
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