発明

 

 

テレビで「発明で億万長者」「便利グッズアイデアで大儲け」のような特集を見ると、なんであの主婦発明家のアイデア・発明は商品化できたのだろうと思うことはありませんか?実はアイデアには商品化されやすいものとそうでないものがあります。

 

でも何が違うのでしょうか。そこで、数々のヒット商品を生み出してきた主婦発明家の松本が商品化されやすいアイデアの発想法を教えちゃいます。

 

日常生活からのアイデアであること

生活の中で「困ったから・・」「このようになっていれば便利だから・・」というように、自分の生活から生まれたアイデアには説得力があります。リアリティがあります。主婦のアイデアが企業に歓迎されているのは、主婦がどのようなことで不便に思っているのか・・ということも商品開発の参考になり歓迎されるのです。

 

 

 

簡単に作成できる構造であること

アイデア商品化への近道は「自分で試作」をすることです。
つまり、自分で試作のできるような縫製品や、平面シートまたは板状素材などで作成できるような発明品は、初期コストの計算がしやすく、比較的早く商品化の候補になりやすいのです。金型をつくらなければならないような成型品などは、少し二の足を踏んでしまいます。

 

「発明品」とは、今までに市場にないものですから、売れるかどうか・・という判断が、企業にとってもしにくいものです。「このアイデアはあまりコストもかからない。」ということも商品化してみよう、という要因になります。試作の素材はどこでも手に入るようなもの、構造もカンタンなもので考えることがポイントです。

 

つまり「お金をかけないで作る事」が商品化への近道。
もちろん「使って便利なもの」であることが一番大事なことですから、基本を忘れず、コストかけないで考えてみましょう。

 

 

 

 

まとめ

▼商品化されやすいアイデア

 

●自分のため、身近な人のためのアイデア
自分が大変だなあ、不便だなあ・・と思っていることを他の人にも確認することをお勧めいたします。同じように感じている人がたくさんいたらチャンス!自分の身をもって実践し、不便さを解決するため試作しましょう。自分のために努力しますから、採用する企業にも熱意が伝わります。「発明」とは、ひらめきで終わらず育てていくものなんですね。

 

●具体的にわかる試作を作ってあること
キレイに作成してなくてもオッケー!構造がわかれば良いので、不器用だし・・と悩む必要はありません。

 

▼商品化されにくいアイデア

 

●他人事のアイデア
発明相談をしていてよくあるのが「今までこのようなモノなかったので売れると思うんです」。というアイデアです。これだけ聞くと、何がいけませんか?となりますが、よくよく考えてみると「自分の思い込み」であることが多々あります。自分の体験から思いついたわけではないので、リアリティに欠けることがあります。
アイデアを育てよう・・という気持ちにもなりにくく、弊害がでたときにアッサリやめてしまいがちです。初めの発明品は「自分の体験から思いついたもの」で考えてみましょう。

 

●イラストや、図面だけのアイデア
「提案先メーカーは製造のプロだから、私のアイデアがイラストや文章だけでも、この便利さがわかるでしょう」と思いがちなのですが・・毎日仕事に忙しく、そして他にもアイデア提案がありますので、あまり詳しく提案書を見られないのが現状です。試作品を使っている写真があれば、一目瞭然ですから、まずは試作をしてみましょう。

 

 

 

 

 





執筆者
 
株式会社 発明ラボックス
代表取締役 松本奈緒美

数々のヒット発明品を生み出している主婦発明家。

生活の中から生み出されるアイデアとメーカーを結ぶ
発明ラボックスを立ち上げ、多くの発明家を応援している。

NHK「まちかど情報室」や「ヒルナンデス」「ノンストップ」
などで特集。 他マスコミ出演多数。

著書紹介発明はこれで出来る!&アイデア提案編〈発明テキストセット〉